PORSCHE911CarreraGTSのご紹介です。
センターロック式ホイールなど機能美あふれる外観に走りの質の高さを感じるとともに
「グラファイトブルー/クレヨン」の内装カラーが素晴らしく上品で魅了されます。
(私の未熟な写真では伝わりきらず残念ですが実車はとっても素敵です)
こんな完成された内外装を損ねずにオーディオのグレードアップを図ります。
「ソニックプラス」は車両の加工無しに完全トレードイン! がウリです。
ポルシェ用の設定はありませんが 神戸店オリジナルでアッセンブリー、完成させました。
今回は フロント3WAY(高音、中音、低音の3個のスピーカーで構成)のウーファーは純正のまま、
高、中音用の2WAYをソニックデザイン製スピーカーに換装しました。
ドアの内部、純正スピーカーです。
純正ウーファー部はそのまま使用しますので ドアデットニングを施工しました。
施工にあたり、”メンテナンス性を一切犠牲にしない事” を大事にしています。
パネルを外したドア内部です。インパクトビームなど補強はシッカリしています。
外板の不要共振を減らすため、制振材を施設します。
重量増を避けるため最小限の材料で要所を抑えていきます。
吸音フォームも要所に配置。
内部パネルは全面プラスティック製でエンクロージャ(スピーカーBOX)としては適していません。
補強を加えながら要所に制振材を施設していきます。
スピーカーの取付です。
純正(左)とソニックデザイン製スピーカー(右)の比較です。
スピーカーの口径は10㎝から 7.7㎝に小さくなりますが、アルミダイキャスト製フレームと
大型マグネットの搭載で大幅に耐入力が上がっています。
車両には”専用高精度アルミ合金削り出しバッフル”を介して歪を抑えた的確な固定が出来ます。
ユニットをドアパネルに固定、不要なエアリークを抑える為、専用吸音材を施工します。
ドア内装側です。
こちらも要所に制振材を施設します。
吸音材、シンサレートを施設します。
組み立て終了後は外観変更は一切ありません。 ロゴバッチのみが存在を主張します。
次にダッシュのツィーター部です。
純正ツィーター(左)とソニックデザイン製ツィーター「SD-T18F」(右)です。
ユニットのサイズはほぼ同じですが、これに高音質外部ネットワーク回路が備わります。
写真では隠れていますが、大型の回路をノイズ対策の上、ダッシュ内部に収めています。
組付け後の写真を忘れましたが、こちらも外観変更なく収まります。
最後に純正PCMを調整して完成です。
調整項目は多くありませんが、純正スピーカーとの併用の為、バランス取りは重要です。
完成して オーナー様にご確認いただくと
「とても明瞭に聴こえる」と一聴して違いを感じて頂けました。
ポルシェを始めとしてスポーツカーのオーディオはエンジン音や騒音に負けないように考えがちですが、
かえって低域過多で余計に聴き辛さが増してしまいます。
”負けない音”ではなく、”聴き取り易く耳に届く音”を意識しています。
心地よいエンジンの轟音に素敵な音楽のハーモニー♪
スポーツカーでしか味わえない空間のお手伝いになりましたでしょうか。
ご利用頂き誠に有難う御座いました。