大人気のミニバン トヨタ・ヴォクシーハイブリッド(90系)のご紹介です。
未だNOAH、VOXYの90系用SonicPLUSの設定はありませんが、
既存製品を活用しての車両無加工での取付は可能ですのでぜひご相談ください。
純正12スピーカー車の回析が出来ましたのでご希望に合わせた様々のご提案が可能です。
オーナー様は前車からソニックデザインをご愛用頂いており、
今回の乗り換えに当たり「乗員すべてに快適な空間を」とのコンセプトで
フロントスピーカーに加えてリヤスピーカーも全てリミテッドモデルで統一、
より上質な音楽空間を目指しました。
では取付内容を。
今回はRAV4用リミテッドモデルをベースに組み立てました。
(神戸店ではまだ在庫が御座いますので車種を問わずお問い合わせください)
プレミアムラインのフルダイキャスト製エンクロージャと専用アルミバッフルの組み合わせで
車両側を無加工で高音質を約束します。
フロントドア、純正スピーカーです。トヨタ車共通のおなじみのユニットですね。
ユニットを外した所です。
ウィンドウのクリアランスなど様々の採寸を行い、純正機能を損ねない取付を検証しました。
リミテッドのウーファーモジュールを取付します。
実は水平ではなく3Dで角度調整をして収めています。
外観も変わらず完成です。
デッドニングが必要ないので、ドア内のセンサーへの影響や重量の増加などの心配も要りません。
次にダッシュのスピーカーです。
純正は同軸2WAYユニットが収まっています。
スペック的には頑張っていますが・・・
数が多ければ良い訳ではありませんので、
ソニックデザイン製プレミアムラインのツィーター「SD-T25」を収めます。
ツィーター一つに減りますがレンジも広く、繊細な音の表現力が格段に違います。
外観も変わらず完成です。
視界に入る異物があると気になりますが、ここはスッキリとした仕上がりに拘りたいところですね。
次にリヤスピーカーです。
純正はリヤも3WAYとスペックは十分ですが、
天井スピーカーが乗員耳元に近すぎ、音質も籠り気味で
不快感の手助け?にしかなっていませんね。
今回、天井スピーカーは鳴らさず
ドアスピーカーのみにしっかり仕事をしてもらうように仕様変更します。
リヤスピーカーはスライドドア後部に設置します。
純正スピーカーです。
リヤドアもしっかり採寸しましたので様々の対応が可能です。
リミテッドモデルを収めます。
天井スピーカーは鳴らさず、ドアにツィーターも一緒にセット、
仮想同軸でバランスの良さを引き出します。
外観変わらず完成です。当然ですがスライドドアの機能は損ねません。
そしてサブウーファーも。
ハイブリッド車はシート下にスペースが無い為、トランク床下に。
プレミアムライン「SW-77R」を設置しました。
ベースプレートを製作、しっかりと土台を支え低音の質を高めます。
車内のスペース、使い勝手は犠牲にせず収まりました。
そしてこれらスピーカー群のコントロールにDSPアンプも導入します。
HELIX製 「V-EIGHT DSP MK2」を運転席シート下に設置しました。
シート下の機材への影響の回避、ノイズ対策を入念に施して収めています。
ギリギリの空間ですが機能の制限無く仕上げることが出来ました。
最後に専用ソフトで入念に音響調整を施し完成です。
オーナー様の使い勝手は純正の操作のみ。
煩わしい余計な操作は要りません。
オーナー様にご確認頂くと・・・
「低音が出すぎるくらい!?」
サブウーファーがトランクに移り、鳴りっぷりの不安があったのが杞憂に。
好みの楽曲に合わせて再調整すると
「音の厚みが全然違う! 全体からの音の包まれ感がとっても心地イイ♪」
リヤスピーカーの効果が予想以上に生きたことで満足感も大幅に向上した様でした。
上質なリヤスピーカーの導入で、後席の音質向上はもちろんですが
前席への影響も大きく変わる良い例になりました。
これから上質なドライブのお供に愉しんで頂ければ幸いです。
今回もご利用頂き誠に有難う御座いました。