メルセデスベンツ・C220d(W206)のご紹介です。
純正標準オーディオ車ではツィーターも無く、
前後ドアに中高音用のスピーカー4つと助手席足元奥のウーファー1本のみ。
車格に見合わない簡易なオーディオシステムで不満に思うオーナー様が多いですね。
きれいな音はもちろん、しっかり鳴らし込みたい! とのご要望で
純正スピーカーを生かしてツィーターの追加と音響補正回路、音響調整部材で最適なバランスを実現する
「アコースティックコントロールパッケージ・AX-206」と一緒に、
サブウーファーのステレオ化(SD-130R、左右2本)と
それらをコントロールするDSPアンプ「PLUG&PLAY1080とPOWER」まで導入しました。
前後ドアには cクラス専用パッケージ「AC-206」を取付します。
ツィーターの取付部には何もなく奥のパネルが透けて見えている状態・・・
グリルの存在がより貧相に見えますね・・・
ツィーターユニットとアコースティックエレメントを組み込みます。
ドア内には専用ネットワーク回路とアコースティックエレメントを組み込みます。
外観変わらず完成です。
リアドアも同様に。
外観変わらず完成です。
ここまでは製品の仕様通りに。
ここから神戸店オリジナルの施工を施していきます。
今回の一番大事なポイント、サブウーファーを取付します。
純正では 助手席足元奥に1本、カーペットに隠れる形で収まっています。
ボディの一番強い位置なので、構造と着想点はさすがだな!と思うのですが
肝心のユニットの品質と周りの環境が整っていないので、
もっさりした不明瞭な鳴り方になっています。
これをソニックデザイン製ウーファーユニット「SD-130R」に換装、
環境も整えていきます。
ユニットを外した所。
スペースこそ狭いですが、とても堅牢なボディがエンクロージャになります。
合理的ですね。
ここにソニックデザイン製の130㎜小口径サブウーファーを取付します。
途中経過を省いていますが、3D形状の専用バッフルを製作、絶妙なサイズの中に収めています。
音導板を設置、カーペット内への逃げを抑制して効率よく車内に放射出来る様に設計します。
各種機材を組み込んでも干渉の無い様に設計しています。
完成後。
外観、スペースの犠牲なく取付出来ました。
運転席側も施工します。
運転席側にも取付スペースはありますが、カバーで塞がれています。
ここも助手席同様に取付していきます。
左右で位置も形状も違う為、完全独立設計になりました。
ペダル類も有る為、より厳密に各部の干渉が出ない様に設計しました。
カーペットを戻して。
純正スペース内に完全に収まり、内装には一切干渉なく仕上がりました。
アンプの設置位置はトランク内サイドパネル内に。
車内空間を犠牲にせずに 「PLUG&PLAY1080」と「POWER」を納めることが出来ました。
配線類も、車両からの信号取り出しなど、専用カプラハーネスをご用意して
出来るだけ車両側配線無加工での施工を心掛けております。
MBUXの配線は加工していないので純正復元が容易に可能になります。
レーダー探知機ユピテル製「Z2100」とドライブレコーダー「Z-310」も一緒に取付のご依頼を頂きました。
リアカメラの設置、配線など、カーテンエアバッグや各種安全装置に配慮した取付が必要ですが、
無配慮での取付も多くみられるので気にして頂きたい処ですね。
以上で取付は完成。
最後に音響調整を最適化して完成です。
完成した音は・・・
サブウーファーを交換した効果は大きく、
鮮明で切れの良い低音が心地よく響きます♪♪♪
中高音もバランスよく伸びやかに奏でる様になりました。
”純正の質感を損ねないで車両に優しく快適な音楽空間を”
オーナー様のご期待にお応え実現できましたでしょうか。
今回もご利用頂き誠にありがとうございました。
ソニックプラスセンター神戸
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